ビカクシダ・ベイチー

Platycerium veitchii

ベイチーの基本情報

学名

Platycerium bifurcatum ssp. veitchii

主な原産地(グループ)

オーストラリア北東部(オセアニアグループ)

生育温度(耐寒~耐温)

5~30℃

生育難易度

暑さに弱いが寒さに強く育てやすい

外観と特徴

ベイチー(Platycerium bifurcatum ssp. veitchii)は、オーストラリア原産のビカクシダで東部地域に分布しています。この種の最大の特徴は胞子葉に存在する星状毛と呼ばれる羽毛状の器官で、胞子葉全体が真っ白に覆われます。胞子は胞子葉の先端に付着します。

ベイチーはとても印象的な外観で、胞子葉は星状毛に覆われており、真っ白な銀色の外観を呈します。星状毛は日差しから守りつつ、水分蒸散を抑え、乾燥した環境に対する耐性を提供します。胞子葉は細長く伸び、尖った切れ込みを持つ貯水葉と共に成長し、群生株では迫力のある姿です。

育て方と注意点

ベイチーは過剰な水やりすると貯水葉や根茎を腐らせる可能性があります。わずかな水ごけの量で板づけすることで、水やり過多を防ぐことができます。成長期には子株が増えやすく増やすことは比較的簡単です。

ベイチーは比較的肥料も好むので、有機質の固形肥料などを貯水葉の間に挟んで施すことがおすすめです。ベイチーはビカクシダの中でも比較的栽培しやすい品種とされており、その美しい外観と耐寒性から人気があります。

耐寒性と成長環境

ベイチーは耐寒性が強く、日本の気候にも比較的適しています。日照に対してはやや強い光を好み、暗い場所では形が崩れやすいため注意が必要です。

冬期には最低室温を10℃以上に保つことが大切で、15℃以上の環境では成長が可能です。乾燥気味に管理すると寒さにも比較的耐えることができます。

日光と水管理

日当たりは20〜50%の遮光で明るい場所を好みます。成長期には水やりをたっぷり行い、水苔が乾いたら追加の水分を供給します。

一方、休眠期には水やりを控えめにし乾燥気味に管理します。冬期には寒冷な環境を避け、適切な温度を維持することが大切です。

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