もちろん品種や個体によって異なりますが、オーストラリアの気候は四季のある日本に比較的近く、オセアニアグループのビカクシダはこの環境に適応してので、寒さに弱いビカクシダの中でも寒さに強く丈夫で、冬も10度以上の温度を保てば越冬が可能です。
ただしあくまでビカクシダは熱帯植物であり、日本の厳しい冬の寒さを屋外で過ごす事はできません。他グループに比べて気温変化に対する適応能力が高いだけなので急な温度変化で一気に枯れこむこともあります。
気温の変化を負担が無い範囲で慣れさせて、乾燥に強い品種であれば水やりの頻度を調整し、ビカクシダ内の樹液の濃度を高めることで耐寒性を高めます。
オセアニアグループのビフルカツムは流通も多くて価格的にも手ごろで手に入りやすいので初心者の方にも入門しやすく、成長すると美しい姿を楽しむことができます。
東南アジア系のビカクシダは高温に強く、暑さに耐えることが得意ですが、真夏の高温多湿な環境では蒸れに注意が必要です。寒冷や蒸れには弱い傾向があり、冬季は15度以上の温度を保つ環境が望ましいです。
東南アジア系のビカクシダには、特徴的な形状や葉を持つ品種があり、特にウィリンキーやリドレイは人気があります。また、ワリチーは管理が比較的容易な中型のビカクシダですが、寒さにあててしまうと休眠期間の特別な管理が必要になるため注意してください。
アフリカ・マダガスカル系のビカクシダは、十分な日照を好む傾向が多いです。美しい成長を促すために、葉焼けしない程度に良く日光を当てることが重要です。マダガスカリエンセは水分を好みながらも蒸れを嫌うため、真夏には涼しい環境で乾燥しないように注意して育てると良い結果が得られます。
アフリカ・マダガスカル系のビカクシダは、オセアニアグループほど寒さに強くはありません。最低でも15度以上の温度を保つようにしましょう。
アフリカ・マダガスカル系のビカクシダは、特徴的で魅力的な形状を持つ品種が多く、そのため育てる難しさもありますが育ててみたい人気の種類が多いです。
南米系のビカクシダは、南米に自生する「アンディナム」の1品種のみです。このビカクシダは、標高の高い地域に生息しており、その環境に適応しています。しかし、暑さと蒸れを嫌う傾向があります。特に真夏には、涼しい環境で風通しが良く、水の滞留を避けるように注意が必要です。また、この品種は寒さに弱いため、冬の期間は屋内栽培が必須です。
ビカクシダの中でも成長が非常に大きくなることがあり、育てるのが難しい品種とされていますが、その美しい姿はビカクファンにとって魅力的です。