ビカクシダの冬管理(12~2月)

Winter Management

冬のビカクシダ

冬季、ビカクシダは日本の冬を屋外で過ごせないので屋外で育てている株は屋内に移動させます。地域や一部の比較的耐寒性がある種類の例外はありますが、ほとんどの品種は室内で栽培する必要があるので室内での管理に際して、以下のポイントに注意が必要です。

日本の寒さは対策が必要

室内での管理では、できるだけ12℃を下回らないように気温管理を行いましょう。 窓際の日当たりが良い場所が理想ですが、十分な日光が確保できない場合は、植物育成用のLEDライトを導入しましょう。ただし、ビカクシダに光を直接当てるのではなく、上から均一に照射することが重要です。

風通しの確保

室内での栽培においても、風通しを確保しましょう。風通しが悪いと、株が腐りやすくなります。サーキュレーターを使って室内の空気を循環させることが役立ちます。ただし、暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。

冬の温度管理

部屋の温度差にも注意しましょう。特に冬場は旅行中などは加温が難しく普段は暖かい室内でも耐寒温度を下回る可能性があります。昼と夜の温度差が大きいとビカクシダにストレスを与えることもあるので気温差も注意ししましょう。

日に当てようと日中に窓近くに置く場合には、夜間に冷え込み窓からの冷気で目に見える室内気温より強い冷気にあたってしまったり、気温差や加湿で結露が起きてしまうので、夜間は窓から離すようにしてください。

12月は生育停滞期

12月にはビカクシダは生育停滞期に入ります。暖かい地域で屋外管理をする場合でも寒冷紗などを使用して最低温度が12℃を下回らないように保ちましょう。

室内の置き場へ移動させる際には温度だけでなく、明るく風通しの良い場所に移動させて、サーキュレーターなどを使用して置き場の風を循環させます。 水やりは常に濡れた状態にすることは避けて、貯水葉や水ゴケが乾いた状態になったら行います。肥料は施しません。

1月の管理もほぼ同じ

日本の1月は冷え込みさらに進む季節に入ります。ビカクシダ温帯地域の植物なので基本的には室内で保護しましょう。屋内でも寒くなるため、明るく風通しの良い場所で最低温度が12℃以上を維持するようにします。

屋内飼育で忘れがちなのが風です。サーキュレーターを使用して空気を循環させますが、葉や株に直接風が当たらないよう気を付けてください。水やりは貯水葉が乾いてから行います。肥料は施しません。暗い室内では補光をするようにしましょう。

2月は変化を注意深く観察

2月に入ると、ビカクシダの一部の品種は新しい葉が出てくるなどの成長が見られることがあります。 引き続き寒さにあてないよう明るい場所で管理を続け、サーキュレーターを使用して風を循環させましょう。 水やりは貯水葉が乾いてから行います。肥料はまだ施しません。

冬季のビカクシダは動きもほぼなく面白味には欠けますが、管理は何より寒さへの対策、適切な照明と風通しが不可欠です。これらの要因を考慮しながら、ビカクシダを健康的に維持してていきましょう。

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