ステマリア(Platycerium stemaria)はアフリカ中部から西部にかけて分布しているビカクシダの種です。ワイルド株の入手が難しいため、一般的には胞子培養株が販売されています。この植物は中型から大型に成長し、その外観は非常に魅力的です。
ステマリアは光沢のある幅広い胞子葉を持ち、葉脈が縦に入って美しい姿をしています。胞子葉はしっかりと肥料を施すと大きく肉厚になり、非常に魅力的な見た目を持っています。貯水葉は上部が高く伸び、先端が波打つように広がり、水分だけでなく落ち葉や虫などもキャッチする構造を持っています。また、胞子葉の表面は星状毛が少なくツルツルしているが、裏面は密度の高い毛で覆われています。
ステマリアは高湿度な環境を好むため、高めの湿度で管理することがおすすめです。春から夏にかけては遮光率50%程度の日差しを好み、水苔の表面が乾いてからしっかりと水やりを行うと、健康な株に育ちます。寒さには比較的強いものの、最低室温を10℃以上に保つことが大切です。冬期には肥料を与えず、水やりを控えめにして管理します。
ステマリアは育てやすさの点で評価され、育てるのが難しいとは言えませんが、適切な環境と注意を払うことが成功の鍵です。特に水管理に注意し、季節に応じて適切な水やりを行うことが大切です。貯水葉が茶褐色に変色しても、水を溜める役割を果たしているため、切り取らないように注意しましょう。
ステマリアは風通しの良い明るい場所に設置することがおすすめされています。生育期と休眠期で適した置き場所が異なるため、季節に応じて適切な場所に配置しましょう。栽培難易度は難しく管理には注意が必要ですが、適切な条件下であれば順調に成長します。