ビカクシダの夏の管理(6~8月)

Summer Management

注意が必要な夏

夏はビカクシダを育てる上で重要な季節です。基本的には屋外での栽培がおすすめされますが、梅雨の時期には雨ざらしにならないように気をつけ、雨の当たらない軒先などで管理しましょう。密集した配置は蒸れや根腐れ、病害虫の原因となるため、風通しを確保することが大切です。

そもそも夏~秋にかけては台風もありますが、最近では温暖化の影響で猛暑日が続いたりゲリラ豪雨なども頻発して、屋外飼育宙に暑さに強い株でも弱ってしまう場合があります。クーラー室外機からの風が当たらないよう置き場所にはご注意を。

夏の管理方法

気温が上昇し、生育スピードが増す夏季には、水やり頻度も増えますが、真夏には暑すぎて生育が落ち着く種類もあります。日ざしを50%程度遮る遮光ネットを使い、株の状態を観察しながら水やりの間隔を調整しましょう。特に夏期の水やりは夕方から夜に行うのが適しています。朝や日中に行うと、高温によって余分な水分が蒸発し、蒸れが発生しやすくなります。

もちろん直射日光は避けますが、普段は日陰の軒先であっても時間によっては強い西日が差し込む場所もありますので時間によっての日の変化にも気を付けましょう。

成長を感じる6月

6月はビカクシダの成長が活発な時期で新しい葉も広がる時期です。日差しもどんどん強くなるので夏に向けての遮光の準備をしましょう。この時期は成長をサポートするために、板づけ(着生)や子株取りなどの作業が行いやすいです。この時期の定期的な手入れをして、美しく形成された株に成長させましょう。

梅雨と暑さと戦う7月

7月は梅雨が続き、高温多湿の環境です。ビカクシダは元気に成長し、美しい株姿を見せますが、梅雨明け後には猛暑が訪れます。多くの種類で生育が停滞するため、板づけや子株取りの作業は7月中旬までがおすすめです。

加湿になり過ぎないためにも風通しを確保し、夜間の涼しさを保つことが大切です。湿度の高い日々が続くため、水やりのタイミングにも気を配りましょう。

8月は暑さ和らげる工夫を

8月は真夏で、猛暑が続きます。この時期は高温に弱いビカクシダも多いため、生育が停滞しやすくなります。最高気温が35℃以上に達することもあります。ビカクシダは直射日光を避け、風通しの良い日陰で育てる必要があります。また、雨に当てすぎないようにし、風通しを確保しましょう。

台風の季節でもあるため、天気予報に注目して、適宜株を室内に避難させることが必要です。屋外栽培の場合でも室内に避難できる場所を確保してもいいかもしれません。ビカクシダは暑すぎるこの時期には生育が落ち着きがちなので、成長を焦りすぎずゆったりとした管理を心がけましょう。

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