アルシコルネの魅力はその特徴的な葉です。丸型の貯水葉と細長い胞子葉から成り立っています。貯水葉は非常に滑らかで、独特の丸みを帯びた形状をして、その美しさはビカクファンに人気です。胞子葉には細かな切れ込みが入って複雑な外観を持っています。
アルシコルネは成長環境によって外観に違いが見られます。アフリカ大陸産のアルシコルネは、明るい緑色の葉と密集した貯水葉が特徴です。
対照的に、マダガスカル産のアルシコルネは、葉の色がより濃く深い溝が入った貯水葉を持っています。これらの違いは、植物の起源に由来しており、個々の美しさを引き立てています。
アルシコルネは日光を好むため、夏の早い時間には直射日光を浴びせ、日中は遮光下に置くことが良いでしょう。強い日差しにさらしてしまうと葉が焼けることがあります。
日陰に置いても育つことは可能ですが、日照量が足りないと貯水葉や胞子葉が徒長して通常より伸びやすくなる傾向があります。
アルシコルネは過剰な水を与えると根腐れのリスクがあります。鉢で育てる場合には底に設置した受け皿に水から水分を吸い上げさせる方法が効果的です。
板付けであれば水苔やチップが乾いたらシャワーかつけ置く形でコンポストをしっかり湿らせるよう水やりしてください。高湿度な環境を維持してください。
アルシコルネは成長する季節にはいると一気に成長が進みます。アルシコルネは比較的繁殖しやすいビカクシダですが株分けは成長期がはじまる少し前に行うと良いでしょう。
夏の終わりには貯水葉が枯れ、秋から冬にかけて茶色に変色します。冬には休眠期に入り、この期間には水やりと施肥を控えるのが適しています。最低温度が10℃未満に下がると休眠状態に入りますが、室内などの暖かい環境であれば乾燥次第に水やり通り行います。